マンホールポンプ一元管理システム「M-ONE」
複数のマンホールポンプ場等からデータを定期的に収集し、リアルタイムで閲覧用データを構築します。収集データはID・パスワードによって厳格に管理され、インターネットに接続できる環境があればWeb画面で確認できます。地震対策、火災対策、停電対策、雷対策など、様々な災害対策とセキュリティで安心の情報サービスを提供します。
マンホールポンプ場のみならず、上下水道施設、水位観測所、樋門、工場、気象監視、トンネル監視、交通監視、設備監視、道路排水監視等の遠隔監視において有効なシステムです。
システム構成
特 徴
各種監視・制御・通信を一元化
従来のハード回路から電子化し、ポンプ運転シーケンス内蔵、各種監視・制御・通信までを一元化できます。
回線費用を低減
パケット通信により回線費用を低減し、通信線への誘雷影響なく、監視対象施設を増設しやすくなります。
高価な中央監視装置などは不要
従来の高価な中央監視装置などは不要になり、ランニングコストのみで監視アプリケーションの閲覧が可能になります。
主な機能
机上で全ての広域施設を集中管理
広域に点在するマンホールポンプ施設をインターネットで管理します。また、パソコン上で遠隔操作も可能(オプション)です。
イニシャル、ランニングコストの大幅削減
一体型コントローラで部品点数が大幅削減でき低価格を実現。情報利用料もパケット通信により、定額制で安心契約です。
インターロック機能を搭載
点在するマンホールポンプが満水時には上流側(送り元)のマンホールポンプを一時的に停止させ、万一のオーバーフローを防止します。
詰まりも自動で解消
運転、停止とその時の電流値を監視することで送水しているかどうかを認識し、送水していない場合は配管の詰まりと判断して一定時間逆転運転を行います。(標準搭載)
瞬時に確実な情報を配信
各施設のデータをリアルタイムに収集。トラブル、警報発生時には、あらかじめ登録された管理担当者へ瞬時にメールを一斉送信。確認の返信があるまで繰り返し送信し(回数は任意設定)確実な伝達を行います。
バックアップシステムで停電時も心配いりません
最大30分間のバックアップ電源を標準装備。緊急時でも各施設の情報を把握でき的確な対応が可能です。
コントローラ異常時のバックアップ運転も万全
異常時の場合も、最低限の自動運転を続けます。万一コントローラが異常となってもフリクトでの強制運転回路を組み込んでいます。
予防保全
起動時の電流値のトレンド機能を搭載。標準起動電流と比較し、検証することで故障する前の予防保全計画に利用します。
中央監視制御システム
上下水道施設や集落排水施設、工場設備などの各機器の情報を中央監視装置に転送し、機器の稼働状況や計測値の一括監視、帳票の作成などを中央監視装置で行います。外部通報機能として、音声による通報と共に、担当者にメールを発信することも可能です。
特 徴
数値データを自由に集計するシステム
ネットワーク化した各施設の情報を中央で監視し、数値データを自由に集計するシステムを提供します。
異常発生時、施設を赤色点滅で表示
監視地区周辺の地図上に各施設を配し、異常発生時には、施設名称を赤色点滅で表示してオペレータに通知します。
異常時は、音声やメールで通報
外部の異常通報は音声通報やメールの発報が可能です。
リプレイスに柔軟に対応
旧システムのリプレイスにも柔軟に対応いたします。
WEB監視システム
遠隔WEB監視・制御システムは、点在する監視対象施設をパケット通信方式にてクラウドサーバへデータ通信し、インターネットへ監視データを配信することにより低価格で一元的に遠隔監視できるシステムです。
特 徴
携帯電話無線回線により、設置困難な設備、移動設備の遠方監視制御が可能
携帯電話無線回線を利用する事により、従来通信回線の設置が困難であった設備や、監視対象が移動する設備の遠隔監視制御が可能になります。
監視・制御点数の拡張が可能
豊富な入出力仕様があり、小規模~大規模施設まで監視・制御点数が対応できる拡張性を持っています。
初期投資を抑えるクラウドサーバ方式
従来の高価な専用サーバ設備は不要です。クラウドサーバ方式により、初期投資を抑えて高信頼・高機能な施設の運用が可能になります。
インターネット利用によりいつでも、どこでも監視が可能
インターネット接続パソコンやスマートフォン等によりいつでもどこでも監視が可能です。
様々な監視制御システムに最適
インターネット接続パソコンやスマートフォン等によりいつでもどこでも監視が可能です。
システムの二重化
データセンターの2拠点化、システムの二重化により、大切なデータを守ります。